KAERU-NO-UTA

ソプラノ 佐々木美歌 のんびり日記

芸コレ


今日は、【藝大コレクション展-春の名品選-】に足を運んで参りました。

芸大生であれば粗方見放題の芸大美術館ですが、毛の一本一本まで生き生きと見える《玄猿/橋本関雪》をはじめ、《絵因果経/(天平時代の絵巻)》や近代絵画のような(という括りなのかは分かりませんが…)《私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ/有元利夫》など、幅広い年代の展示で中々楽しかったです。

《柳文銀壺/内藤四郎》や《瓢形花瓶/山田宗美》、《鳥/島村俊明》は本当にフォルムが美しいなぁと思いましたし、芸コレに良くお目見えする《鮭/高橋由一》も観ることができて嬉しかったです^ ^

《悲母観音(下図)/狩野芳崖》の、下絵なのにも関わらずなあの迫力と美しさも素晴らしかったです。


そして結局、藍につられて全く展示されていなかった中島千波さんの絵が表紙になっているノートを買ってしまった私…(笑)

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中島千波さんの作品です。



とてもいいひと時でした。

展示は5/8まで。
ご興味のある方は、お早めにお越しください^ ^


Haruka.

海をこえて〜日本の歌・韓国の노래〜

※完売いたしました。

 

今日は!

お天気は良いのに風が猛烈に強い東京…
皆様いかがおすごしでしょうか?>_<
 
今日は午後から友人のデビューコンサートです!
楽しみです\(^o^)/
 
 
そんな中ではありますが、来る夏のコンサートのお知らせをさせてくださいm(_ _)m

 
『海をこえて〜日本の歌・韓国の노래〜』
 
海を越えて日本と韓国で歌われる歌をご存知ですか?
 
●日時:2016年7月9日19:00開演(18:30開場)
●出演:安ヌリ、李韓潔、韓成旼、李勝熙、佐々木美歌、紀野洋孝、田中俊太郎
 
●チケット:
前売り一般…2,000円
前売り学生…1,000円
当日券…2,500円
 
●お問い合わせ
歌曲の会実行委員会
kakyokunokai@gmail.com
 
その他詳細は、添付チラシをご覧ください\(^o^)/
 
 
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韓国の歌曲は去年の冬に初めて聴きましたが、まるでオペラアリアのような素晴らしい歌曲満載でした。
 
同じアジアなのにもかかわらず、日本の情緒とは違った、大陸の力強くも美しい音楽を聴ける機会は、日本では少ないと感じます。
 
素敵な会になると思います!
 
お時間、ご興味のある方はご連絡お待ちしております^ ^♪
 
 
 
※完売いたしました。ありがとうございました^ ^
 
 
Haruka.

シチリアとの出会い、再び


以前購入した、《イタリアの伝統色》(出版:パイインターナショナル)という本。

以前の記事↓
 イタリアの伝統色 - KAERU-NO-UTA

久しぶりに装丁でビビビッと来た一冊でしたが、本日まさかの出会いが。


前々から、インターコンチネンタル横浜のアイ・マリーナ(I MARINA)というパティスリー&スーベニアショップ(2016年4月22日に開店したばかり!)が気になっており、本日やっと重い足を(←)懸命に前に出して行って参りました\(^o^)/

I MARINA詳細↓


お目当は、CARBARINE社のMEDITERRANEO(イタリアの地中海をイメージした製品だそう)ラインの中の、ピローミスト《シチリア》。

去年の印象通り、やはり今年の旅行でもシチリアの街の匂い(ちなみにサンフランシスコの街の匂いも好き)が好きだと感じた私にとっては、見逃せない一品でした。


しかし…残念ながら、《シチリア》だけが売り切れ…


重い足がいけなかったと後悔しつつ店内をくるくる見ていた時、再び出会ってしまいました。

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同じラインのソープ《シチリア》。


はっきり申し上げまして、匂いは想像と違いすぎておりました。

どちらかと言えば、いえ、どちらかと言わずとも、男性の香水の香りです。


ただ、私が目を奪われたのは、ソープを包む装丁。


この包み紙…まさに《イタリアの伝統色》のそれと同じではないですか…!


即購入し、家に帰ってすぐに本を引っ張り出して見比べてみましたが、

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うん、やっぱり同じ。

こちらの柄は、フィレンツェの伝統的なマーブル紙の柄なのだそうです。


匂いは置いておいて、素敵な再会に心踊る午後でした。



CARBARINE社が気になる方は、こちらページをご覧になってみてください^ ^




Haruka.

BSTBS日本名曲アルバム収録

先日、またまたBSTBS日本名曲アルバムの収録を終えて参りました!

今回は過去最多曲数…

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放送予定日は、7/12と8/9です!
※変更になることもあるそうです。


5月の公開収録には残念ながら私は出られない予定ですが、Ensemble OASISは4曲お披露目させていただくことになっております^ ^

私の好きな曲ばかりで、出られなかった場合はこれまた残念ですが……

お越し下さる方は、お楽しみにどうぞ\(^o^)/



Haruka.

She moved through the fair

アイルランドの美しい民謡、She moved through the fair。

タイトルからは何だか楽しげな"彼女"の姿が伺えますが、

その実、とてもとても切ない一曲です。

どうしてイギリスの民謡はこういった悲しい曲が多いのか…




今回は、こちらの曲の翻訳に挑戦してみました。

驚きのオチに注目です。

まだまだ未完成ですが…いつか歌えたらいいなぁ。




'She moved through the fair'

My young love said to me,
"My Mother won't mind,
And my Father won't slight you
For your lack of kind." 
She turned her head to me
And this she did say:
"It will not be long, love
Till our wedding day."

And she stepped away from me
And she moved through the fair
And fondly I watched her
Move here and move there
She went her way homeward
With one star awake        
As the swans in the evening
Move over the lake

The people were saying
No two e'er were wed
But one had a sorrow
That never was said 
And she smiled as she passed me
With her goods and her gear
And that was the last
That I saw of my dear.

Last night she came to me
My true love came in
So softly she came
That her feet made no din
And she laid her hand on me.
And this she did say:
"It will not be long, love
Till our wedding day."


『あの娘は市場を歩き回った』

あの娘は言ったよ、
「私のお母さんは気にしないし、
お父さんだって貴方を軽蔑しないわ、
貴方が貧乏だなんてこと。」
あの娘は振り向いて
それからこう言ったよ、
「ねえ、きっともうすぐよ、
私たちの結婚式の日まで。」

それからあの娘は僕から離れて
市場を歩き回ったよ
僕は愛情一杯に見つめたよ
あの娘があちらこちら行くのを
そしてあの娘は帰って行ったよ
一番星と一緒に
夕暮れ時に白鳥が
湖を渡って行くように

誰かがこう言っていたよ
片一方が誰にも言えない
悲しみを持っている時
その二人が結ばれた試しはないってね
するとあの娘は僕を追い越して笑って見せたよ
両手に持った嫁入り道具を持ったまま
そしてそれが、僕の愛しい人の
最期の姿だったよ

昨日の夜、あの娘は僕の所へ来たよ
その誠実な恋人は家の中へ入って来たよ
とっても静かに
足音なんてちっとも無く
あの娘は僕の肩にその手を置いたよ。
それからこう言ったよ、
「ねえ、きっともうすぐよ、
私たちの結婚式の日まで。」

(訳:佐々木美歌)




はい、オチはまさかの怪談です。

3連目で「不実な恋人に振られちゃったのかな?」と思いきや…

死んじゃった!!



色々な説を読んでみたのですが、最も納得できたのが以下のような解釈でした。


●僕のかつての恋人は、実は両親から僕との結婚を反対されていた。しかし恋人はそれを僕に言い出せず、一人で抱え込み、ある日他愛ない街中のお喋りを耳にしたことをきっかけに、自殺してしまった。そして昨夜、逝ってしまった恋人は僕の夢か現かの狭間に現れ、かつての甘い思い出と共に残したあの言葉をそっと僕に囁いた。


この曲はとても有名ですので、今更解説は不要ですが、一応載せさせていただきました。

そんなことを踏まえて、どこかノスタルジックで甘美なアイルランド民謡の旋律と音色を、もう一度聴いてみてはいかがでしょうか。



Haruka.

撮り溜めた花たち


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お久しぶりです!
東京都心の桜は、すっかり花を落として葉桜になりつつありますね。
通学路の散りゆく桜を見つつ、春はあっという間だなぁと感じております。


さて、春と言えば、お花。
町中に色とりどりのお花が咲き乱れる季節になりました。

今年あたりから花粉症のような症状が出始めているため、4月に入ってから少し体調を崩しておりますが、それでも春はワクワクします^ ^


そんな今日は、ここ数年で撮りためたお花の写真をアップさせていただこうかな、と思います!


ちなみに、すべてiPhoneで撮っている上に、写真的なセンスは全くありませんので、自己満足ということでお付き合いいただければと思います。

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花桃
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【バラ】
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【ガーベラ】
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【ダリヤ】
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【マム】
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沈丁花
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【芍薬】
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【紫陽花】
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【蓮華】
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【南瓜】
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秋桜
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圧倒的にバラとスイートピーが多いですね…(笑)


Haruka.


1年


昨日の日本名曲アルバムをご覧になってくださった方は、本当にありがとうございました!

いつもはメゾパートなのにアルトパートとして参加した今回の収録、改めてアルトパートの方々の低音の美しさに脱帽した次第ですm(_ _)m



さて、1年前にイタリアでいただいた香水を、とうとう本日使いきりました^ ^

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香水を使い切ったのはこれで2本目。

1回目は大学の学部生の時、今では名前を忘れてしまいましたが、水色の可愛らしい香水瓶に入った香水でした。

とても気に入っていたのに、その頃流行っていたエンジェルハートや、根強い人気の香水に気圧され、結局発売から2年ほどで店頭では見なくなってしまい、泣く泣く別の物に。


こういう香りのものは、本当に自分に合ったものを探すことが以外と難しいものだなぁと実感しております。

特に目には見えないファッションである香水は、いつも自分の近くにあるからか、身に纏う自分のアイデンティティを表現する一つの手段になります。

イタリアの方は、皆さん大体香水をつけていらっしゃっいますが、そのことを強く感じます。

においに敏感な日本にいる時に感じる不快感は、全く感じません。


そんな中で出会ったこの香水。

まだ店頭に売っていたら迷わず買わねば…と考えております。


と、何を申し上げたかったかといいますと、「1年はあっという間だなぁ」と。

過ぎ行く時間を速く感じるようになった今、新たな季節と共に、気持ちを切り替えていこうと思う、今日この頃です。


Haruka.