KAERU-NO-UTA

ソプラノ 佐々木美歌 のんびり日記

La Festa Mille Migliaライブご報告

今晩は!

 

今日も夜はかなり冷えていますね…

電車の中では咳やクシャミをする方が大半。

皆様、早期回復のためにも、感染の流行を食い止めるためにも、是非マスクをお願いします…>_<セツジツ

 

 

さて、本日は2ndアルバムにてお世話になりました、Teatro Raffinatoの皆様とのライブでした^_^

 

一般の方々には公開されませんでしたが、代官山のT-Siteのラウンジにて行われた、La Festa Mille Migliaというイベントのいっかんのミニミニライブでした。

 

 

クラシックカーが沢山展示されたり、東京から長野あたりまで4日間程かけてクラシックカーが走ったりと、とにかくクラシックカーな祭典。

 

車がお好きな方にはたまらないお祭りなのだろうなぁと、ずらりと並ぶクラシックカーを見ながら考えておりました。

 

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リハーサルとライブの合間に、大好きな蔦屋書店をぶらり一人旅。

 

本に囲まれて至福のひとときでした。

 

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そしてまたもや買ってしまった、色彩系の本。

 

「ジャパン・ブルー」

 

侍ジャパンを彷彿とさせますね(笑)

 

読まなければならない本が沢山あるのに……幸せな悲鳴ですね。

 

 

さて、本題のライブですが、コントラバス、チェロ、ピアノ、ドラムスとのジャズライブ。

 

クラシックとジャズが混ざったような、私にとってワクワクドキドキなステージでした。

 

一流の音楽家さんたちや、一流の方々の中で歌わせていただける機会をいただけることが、幸せでなりません。

 

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さて、後はまず、自分のリサイタル。

 

 

気合を入れなおさねば。

 

 

 

Haruka.

時には立ち止まって

100円はかかるけれど。

 

時間はかかるけれど。

 

時々乗りたくなる、東西めぐりん。

 

 

大学から上野駅まで、歩いてたったの12、3分。

 

そんな通学路の景色も好きだけれど。

 

 

時々乗りたくなる、東西めぐりん。

 

 

 

 

東西めぐりんは、谷中や上野、浅草のあたりをぐるぐる循環する地域のバスです。

 

レトロな風体と華奢な車体の可愛らしいバス。

 

 

アナウンスはバス停名と、その付近の観光地を短く紹介してくれます。

 

 

私は、大学から上野駅にかけての30分程度のめぐりんの時間が大好きです。

 

いつか、1日フリーパスを買って、1日かけて、めぐりんの旅をしたいくらいです。

 

谷根千や上野、浅草の風情ある景色の中を走る東西めぐりん。

 

 

 

時間の無駄という人も言うけれど。

 

時には立ち止まって、ゆっくり車窓を楽しんでもいいじゃない。笑

 

 

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Haruka.

シドニーからの便り

秋は郷愁の季節。

 

昨日、ふとメッセージボックスを開けたら、13年も前の友人から、メッセージが届いていました(*´ー`*)

 

シドニーに語学留学していたころの、ホームステイ先の友人。

 

 

当時から明瞭で本当に親切な友人で、ご家族の方たちも本当に素敵な方たちでした。

 

 

中国系のオーストラリア人のご家庭だったため、お祖母様が私の帰りがけ、「昔は戦争で日本語を覚えさせられたんだよ」と仰って、当時の日本語の教科書を見せていただいたことを強く覚えています。

 

私の祖母も、彼女のお祖母様も、当時の辛い記憶であろう思い出を、ただ笑顔で話せることに、本当に今尚驚いています。

 

 

さて、そんな彼女からのメッセージ、13年前までは信じられないほど、日本人顔負けの日本語文。

 

もともと頭の良い友人でしたが、日本人と見分けがつかないような日本語を話すあたり、「ああ、日本を好きなままでいてくれているんだ」と、とても嬉しくなりました。

 

しかも、シドニーでデザイナーのお仕事をしているそう。

 

cuune studio

 

彼女のデザインだから、ではなく、ただ純粋にそのデザインを好きだと感じます。

 

あれ?私の日本語が変ですね(笑)

 

 

またいつか、シドニーに行くためにも

 

今は勉強を頑張ります(´∀`=)

 

 

 

今年は私の28年の人生の中で、最も大きな幸運の年になりそうです。

 

 

Haruka.

赤とんぼ

今日はすっかり秋ですね!

気温は高いですが、赤とんぼも飛んでいましたし、今朝も荒川の土手から綺麗に富士山や山並みが見えました。

 

 

私は秋が大好きです。

 

気温がぐっと下がるということも勿論ですが(笑)、空気が柔らかくて、澄んでいて、木々や草花が香り立つ季節。

 

かと思いきや、景色が赤や黄色に染まりはじめ、虫が涼やかに鳴く季節。

 

 

かの百人一首にも、秋に纏わる歌が圧倒的多数なのだそうです。

 

春夏秋冬のはっきりしている、わびさび文化の日本にとって、海外にはあまりないこの秋の爽やかさは、何か心の底に響くものがあるのでしょう。

 

 

さて、そんな今日ですが、日本歌曲を歌う方なら殆どがご存知であると言っても過言ではない、所謂'鉄板ネタ'を一つ。

 

 

北原白秋作詩、山田耕筰作曲の「赤とんぼ」。

 

日本人ならば知らない人がいないと言われている名曲ですが、その所以の一つは、日本語特有の高低アクセントにほぼきちんとなぞらえてメロディが付けられている、というところにあります。

 

山田耕筰の作品はほぼそうなのですが、そう考えると、肝心の「赤とんぼ」の発音、少し不思議だと思いませんか?

 

是非冒頭部分「夕焼けこやけの赤とんぼ」を口ずさんでいただきたいのですが、

 

âkatombo

 

になっていますよね。現代語ではakâtômboのところ、何故山田耕筰はâkatomboというようなメロディにしたのか。

 

実はこれ、きちんとした正規のアクセントだと言われているのです。

 

NHKのアクセント辞典には、âkatomboと表記されているのだとか。

 

 

なので、もしも詩を朗読するようなことがあれば、是非âkatombo と読んでみてください。

 

 

 

そうそう、秋と言えば、聴きたくなる曲があります。

 

ジブリアニメで有名な、『千と千尋の神隠し』から、「沼の底の家」。

 

 

 

いつかそんな曲の似合う場所に住みたいものです。

 

 

 

Haruka.

 

花の香は

花の良い香りって、過ぎるのがあっという間ですね。

 

先日、道端を歩いていると、フワリといい香りが。

 

 

道端をくんくん、キョロキョロしてみると、見つけました、金木犀!!

 

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あれから一週間しか経っていないのに、今は同じ道を歩いていても全く匂わなくなってしまいました…

 

時が移るのは早いものですね。

 

 

「時」、「花」と言えば、思い出すのは百人一首の「花の色は」。

 

 

花の色は 移りにけりな いたづらに

わが身世にふる ながめせし間に

 

ーーー小野小町

 

 

 

考えてみると、今よりもずーっと沢山の時間があった平安時代、自分の気持ちをたった31文字ほどで表すことを雅とした人たちがいた日本って、本当にすごいと思うんです。

 

遊びも突き詰めれば芸術になりうるのですね。

 

 

そんな百人一首を、本多平八郎という方が英語訳をしたものに、服部公一さんが曲をつけた「小倉百人一首より」を勉強させていただいて、

 

熟、日本人の日本的な頭の良さを痛感します。

 

 

他の言語では決してその良さの髄まで表現しきれない、和歌や俳句。

 

 

そんな日本の伝統に感動している今日この頃です。

 

 

Haruka.

ドリーム・シンガーズ東京公演終演

ドリーム・シンガーズ東京公演が無事に終演いたしました!

 

たくさんのお客様にご来場いただき、感無量です。

ご来場くださった皆様、お気にかけてくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

本当に素晴らしい共演者の方々、一流のスタッフさん方や編曲者、様々な方々と一緒にコンサートを作り上げる一員になることができ、とっても光栄でした。 

 

勿論演奏自体も楽しかったのですが、何より日本名曲アルバムのスタッフの方の熱意に、改めて感動した一日でもありました。

 

1つの目標、夢に向かって一致団結して突き進む姿ーー合唱の素晴らしさの1つの姿を、スタッフの方々に見た気がします。

 

 

終演後、「ブログ更新してね」と声をかけてくださった方がいらっしゃったり、ソロをつとめさせていただいた「『恋人よ』素敵でした」と優しくお声をかけてくださる方がいらっしゃったりと、歌い手として励ましをいただけた一日でもありました^_^♪

 

 

ここから先、本番続きでかなり慌ただしくなりますが、とにかく11月の博士リサイタル、そして12月のメサイアに向け頑張ります!

 

 

 

結びは終演後のメンバーの写真とともに…

 

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追伸:

12月には仙台公演もございます!

お時間、ご興味のある方は是非お越しくださいませ^_^

 

 

 

Haruka.

藝大メサイア

もう10月直前といっても、ジメジメと暑い日が続いていますね…

 

早く秋が来て欲しくてたまらない今日この頃です。

 

 

本日は、明後日に迫りましたドリーム・シンガーズコンサートの通しリハーサルでした^ ^

 

Ensemble OASISとはまた違ったハーモニーにワクワクしっぱなしです!

 

昼公演は完売、夜公演もほんの数枚のみとなった今回の公演。

楽しみです♪

 

さて、今年末に大きなステージをいただくことが決まりましたので、お知らせさせていただきます!

 

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【第66回チャリティーコンサート「メサイア」】

 

 

G.ヘンデルメサイア

 

●日時 2016年12月22日(木)
18:30開演(17:45開場)
●会場 東京文化会館大ホール
●入場料 (全席指定)
S席 4,200円、A席 3,500円、B席 2,500円、C席 1,500円

※未就学児の入場はご遠慮願います

 

●チケット取り扱い
東京文化会館チケットサービス
TEL:03-5685-0650 http://www.t-bunka.jp/ticket/

東京芸術大学生活協同組合 TEL:03-3828-5669

朝日新聞厚生文化事業団 TEL:03-5540-7446

東京芸術大学生活協同組合は店頭販売のみ

 

●主催
朝日新聞厚生文化事業団

朝日新聞社

協力 東京藝術大学
特別協賛 原田積善会
お問い合せ 朝日新聞厚生文化事業団
TEL:03-5540-7446

http://www.asahi-welfare.or.jp/archives/2016/09/661222.html

 

■出演
指揮:ドミニク・ウィーラー
独唱:
 ソプラノ 佐々木 美歌
 アルト 中山 茉莉
 テノール 川上 晴央
 バス 黒田 祐貴
管弦楽:藝大フィルハーモニア(東京藝術大学管弦楽研究部)
合唱:東京藝術大学音楽学部声楽科学生

 

※本演奏会は、1951年の第1回公演以来、東京藝術大学の協力により行われてきたもので、収益は社会福祉事業に充てられます。

 

 

私の先生も立たれたこのステージに立つことが、私の大学生活の中の最も大きな夢でした。

 

素晴らしいマエストロ、いつも素敵な藝大フィルの皆様、そしてソリストの方々や学部生の方々の重厚感ある合唱とともに演奏させていただけるこのステージに向け、精一杯頑張りますので、お時間のある方、ご興味のある方は是非お越しくださいませ^ ^♪

 

 

Haruka.