今日は、大学の授業で大中恩さん作曲の歌曲、「KISS」を歌わせていただきました。
詩は、樋詰喜久子(ひづめきくこ)さんです。
山本リンダさんの「ミニミニデート」の詩を手がけた方で
恋する女の人の気持ちを詠ったものが多く、
でも、決して恋に浮かれているわけではなく、
恋の先にある別れを予感させる内容が殆どです。
KISSは、こんな詩です。
いじわるなことを言う
あなたのくちびるが
どうして
そんなにやさしいの?
キスなんてきらい
あなたが
見えなくなるから
可愛い^^
また、『傷のない悲しみは』に収録されている、こんな詩も素敵です。
恋人も
めぐり逢うまでは
名前も呼べない知らない人
あなたに出会ったことの意味を
考えているこのごろです
口に出すのがほんの少し照れくさくなる
でも共感できる詩でいっぱいです。
原宿に猫と住んでいらっしゃるらしい樋詰さん。
とっても素敵な方なんだろうなぁ。
さて、そんな歌を歌った帰り。
上野公園を歩いていると、
うろこ雲らしき雲が浮かんだ青空が。
わー綺麗だなぁと思って、また少し歩いた場所から後ろを振り返れば、
今度は熟れて溶け出しそうな夕日が。
空の移り変わりって速いんですね。
いい一日でした^^♪
Haruka.