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KAERU-NO-UTA

ソプラノ 佐々木美歌の のんびり日記。

Fighter 和訳してみました

"Fighter"

 

O-M-G

Why you lookin' at me?
All I see
Is a bunch of judging eyes
C'mon tell me baby
Just tell me baby
Why you had to go without me

 

ちょっと(※1)、

どうして私をじっと見るの?

見えるのは

審判の眼ばかり

ねえ、教えてよ

教えてくれるだけでいい

あなたはどうして私を置いて行ってしまったの?

 

★My love shines as bright as the moonlight
If you try to put me out
Then I'll burn you all

 

私の愛は月の光と同じように明るく輝いているわ

もし私(の愛の光)を消そうとするなら

全部焼き尽くしてやるから(※2)

 

Don't you know that I'm a Fighter
You will never bring me down
Gonna make my frown upside down
Fighter
Never gonna make me cry
'Cause I know that you will come back in time
If there is a chance that I can see you
I will sacrifice my memories with you
Fighter
You will never bring me down

 

私がファイターだって知っているでしょ

誰も私を打ち負かすことなんてできやしない

不利だって覆してやるわ(※3)

ファイター

絶対に泣かされたりしない

だってあなたはいつか必ず戻ってくるって知っているから

あなたに会えるチャンスのためなら

あなたとの思い出を犠牲にしたっていい

ファイター

誰も私を打ち負かすことなんてできやしない

 

Do you think you can hide behind your shades?
'Cause all I gotta do is take a look and Bang! Bang!
Well played, yeah it's been a decade
But I can't forget-get, my baby
C'mon tell me baby
Just tell me baby
Why do I have to keep my freakin' eyes closed
When I control and see the world unfold

 

自分の影に隠れることができるって思ってる?

私のしなくちゃいけない事は、ただ狙いを定めてバン!バン!って撃つことだけ

最高の舞台だった(※4)、そう、もう10年も経つのに

忘れさせてくれないんだもの、ねえ

教えてよ

ただ教えてくれるだけでいい

どうしてこのオカシナ眼を閉じたままにしていなくちゃいけないの

開花したこの世界を、支配して見極める時なのに

 

★繰り返し

 

 Don't you know that I'm a Fighter
You will never bring me down
Gonna make my frown upside down
Fighter
Never gonna make me cry

'Cause I know this isn't goodbye
No one can come in between our lovin'
If they do then they won't see me comin'

Fighter
You will never bring me down

 

私がファイターだって知っているでしょ
誰も私を打ち負かすことなんてできやしない
不利だって覆してやるわ(※3)
ファイター
絶対に泣かされたりしない

だってこれは「さようなら」なんかじゃないって知っているから

誰も私たちの愛を阻むことなんてできない

そんな事をしたら、驚くことになるわよ(※5)

ファイター

誰も私を打ち負かすことなんてできやしない

 

All that you say to me, all that you do to me
Makes me stronger, that much stronger
I am a lover and a fighter

 

あなたが私に言ってくれたこと全て、あなたが私にしてくれたこと全てが

私をより強く、強くしてくれる

私は愛を知る者、そして戦う者

 

Don't you know that I'm a Fighter
You will never bring me down
Gonna make my frown upside down

Fighter

You will never bring me down 

 

私がファイターだって知っているでしょ
誰も私を打ち負かすことなんてできやしない
不利だって覆してやるわ(※3)
ファイター

誰も私を打ち負かすことなんてできやしない

 

 

 

 

 

安室奈美恵さんの新曲、Fighter。

 

「僕のヤバい妻」の主題歌、'Mint'以来の衝撃でした。

 

テレビから流れてくる"Fighter"の繰り返しと旋律が耳から離れませんでした。

 

 

日本人の方の歌う終始英語の曲は、実はあまり聴かないのですが…

 

配信当日にダウンロードしてしまう私(°▽°)笑

 

 

そんなこんなで、鈍った英訳力を磨くために、久しぶりに翻訳に挑戦してみました!

 

 

 

……結果、やはり鈍っていました(笑)

 

 

 

そもそも、何度も出てくる"You"って、誰なのよー!と…

 

詩全体を通して"恋人"と捉えてしまえば、語り手は現実と幻想の間でかなり頭がおかしくなっているようにしか見えない…

 

いえ、全体を通して"恋人"でも、訳せなくはないと思うのです。

でも、思い出を犠牲にしてまで「会いたい」と10年間も乞い続けるほど愛しいと思える恋人が、語り手を「追い出し」たり「打ち倒し」たりするかしら?

しかもそこまで愛しい恋人を「焼き尽くし」たりするかしら?

そもそも、この歌は恋人が自分から逃げていってしまったから、恨んでますよ〜っていうありきたりな失恋ソングではないような…

と考えた結果…

 

よし、いっそ"You"の意味を状況によって分けてしまえ!

という安易な結論に至りました(笑)

 

 

ある時は「神」や「死神」や「運命」である"You"

ある時は「恋人」である"You"

ある時は「不特定多数」の"You"

 

 

------ここからは完全なるネタバレが入ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かつてデスノートの所有者として、熱狂的に愛した恋人と共に大勢の人を殺した記憶を消され、10年間も、死んでしまった愛しい恋人との美しくも切ない思い出だけを抱えてきたミサの登場のシーンで流れる曲ですが

 

そう考えると、この曲はミサのテーマソングであり、ミサの心そのものなのかなぁ、と。

 

記憶を取り戻したミサは、劇中で恋人を蘇らせることができるかもしれないと聞き、心を揺さぶられます。

 

そして、最終的に良心の呵責と心からの切望の狭間で、自ら死の道に進みます(恋人が殺された方法と同じ方法で)。

 

 

ミサは、自分の信じる愛のために、様々な葛藤の中を戦い抜いたのだなぁ、と。

 

デスノートのストーリーって、本当に考えさせられますよね。

 

"殺人は極悪であり絶対にしてはいけないこと"はもちろん前提ですが、デスノートを観ていると、誰が"極悪"なのか一概に言えない部分もあり……

 

それぞれが、それぞれの信念を通したことで招く悲劇なんですよね。

 

 

ミサにとっての"社会的な正義(道徳)"、"自分の信念(愛)"。

 

この歌が、何故日本語でなく英語の歌詞でなければならなかったのか。

 

訳す上で、色々と考えさせられました。

 

 

そんな映画の先入観がありますので、私自身が和訳に関してど素人であることを加味していただきつつ、ご容赦いただければ幸いです。

 

 

※1

"O-M-G"

このO-M-Gは、かなり迷いました…

略してあるのでスラングですし(ちなみにオーエムージーと読みまして、若い女性が良く使うそうです)、現代では直訳での意味で使われることはあまり無く……

ただ、"You"を色々な形に見立てることを思い立ったきっかけが、このO-M-Gでした。

冒頭からO my God、強烈ですよね。

神でも人でも、彼女の信念の行く先を妨げるものとは飽くまで戦う姿勢。

そんな強い女性の姿が浮かんだため、直訳で「神様」でも良いのかなぁ、と悩んだ部分です。

 

※2

"moonlight"と"burn"

太陽の光で輝く月=恋人の愛によって輝く彼女の愛。

と思ったのですが、恋人の名前「月(ライト)」かしら!

前者だと、「妨げるものと戦う時、太陽である恋人の愛ですら、私にとっては屈強な武器になるのだ」という意味に取れますが、

後者だと、この後に来るサビの「あなたに会うためなら思い出さえ差し出したっていい」=「今の私が浸っているのは"月影=月(ライト)との思い出"だけど、月本体を取り戻すためならば、月を浮かび上がらせる太陽になって私が蘇らせてあげるわ」というような比喩になりますよね。

これはこじつけ過ぎかもしれません(笑)。

なにせ、この節の2つの"You"は、どちらも彼女にとっての「敵」と捉える方が自然だからです。

 

※3
"Gonna make my frown upside down"
直訳すると…「私の不機嫌な顔をひっくり返すつもりだ」ということで、【私を不機嫌にさせる状況=不利な状況】→【不利だって覆してやるわ】という意訳をしてみました。

 

※4

"Well played"

10年前といえば、初代デスノート事件のことですよね。

'play'には「遊ぶ」や「試合をする」や「演奏する」など、沢山の意味があるので、何を選ぶべきか迷ったのですが…

'well'と'play'の組み合わせを見た途端、どうしても「お芝居」が浮かんでしまったんですね。

10年後のミサは女優さんですし。

「いい戦いだった(よく戦ったわ)」でも、戦いに次ぐ戦いとして素敵な気がしたのですが、これでは'play'と'fight'を使い分けることが出来なくなります。

考えてみれば、ライトもミサも、初代デスノート事件の時は楽しげでした。

ゲームを楽しむようであり、"善"を演じることを楽しむようであり。

悩んだ結果、【最高の舞台だった】と意訳してみました。

 

※4補足

この節は、ダイレクトに初代デスノートを想像させますよね。

死神の眼、デスノートによって粛清されてゆく世界……

 

※5

ここは最も納得がいっておりません。

If they do then they won't see me comin'

直訳すると、「もし彼らがするとしても、彼らは私がそうするとは思わないだろう」

see〜comingは、I didn't see that coming!「そう来るとは思わなかった!」のイディオムですよね。

 もっとスピード感のある、強い表現が欲しいのですが…ボキャブラリーの無さ(*´-`)

結局意訳で、【そんな事をしたら、驚くことになるわよ】にしてしまいました…

 

 

Haruka.