BeyoncéのFlaws and All。
「こんなにダメな自分をどうしてあなたは愛してくれるのか分からない。でも、私はそんなあなたを愛してるわ。」
といった内容に、ピアノとシンセが加わった楽曲です。
使われている和音が好きです(笑)
心にチクリと来るような。
希望と切なさを兼ね備えたような。
さて、そんなFlaws and Allを聴いていると、"自分を愛すること"について考えさせられます。
自分を愛せない人は他人を愛することなんてできないというけれど、
相手が愛する自分を"受け入れる"ことが自分を愛することなのではないかと。
昨年9月に26年目を迎えた私ですが、周りでは結婚話や出産話が増えつつあります。
今まで関わってきた仲間や友人が幸せになっていく姿を見るのは、本当に嬉しい限りです^ ^
こちらまで幸せをお裾分けしてもらっているかんじです。
そんな中、未だに小耳にはさむのが、別れ話。
切ない別れ方、劇的な別れ方、自然消滅などなど、別れ方はそれぞれですが
その中の知人の一人が、「自分のことが嫌いだから、相手にも嫌われるのかな」と言っていました。
この言葉を聞いた時、私は一瞬ドキリとしました。
私も同じだったからです。
「自分はこんなに愛されている」と感じると、途端に湧き上がる嫌悪感。
よく、"追われると逃げたくなるものだよ"と言いますが、自分はそういう性質だと思っていたんです。
ですが、知人の一言で気付きました。
"自分を愛していないから他人を愛せない"という言葉は、裏を返せば、
"相手の愛する自分を受け入れることができていない"ということなんですよね。
同じことでしょうか?
中身は同じでしょう。
でも、視点が違うんです。
潜在的に"自分は愛されていい存在だ"とわかっている人と
潜在的に"自分は愛されるべき存在ではない"と思い込んでいる人にとでは、
恋愛や結婚や子育ての捉え方は全く違います。
少なくとも、私は恋愛の捉え方が変わりました。
そのことに気づくまで、自分を含め沢山の人を傷つけてきた気がします。
この3年、一人で俯瞰して物事を見る時間をいただけたからこそ、たどり着いた答えです。
人生観なんて、実は簡単に変わります。
あるきっかけさえあれば。
だからこの先、また人生観が変わる体験をするかもしれない。
でも、この答えが私にとって今の一番です。
潜在的に"自分が愛されるべき存在だ"と分かっている人にとって、恋愛や結婚や子育ては、とても優しい。
決して易しくはないけれど、優しい。
私の大切な人たちが、優しい人生を送れることを祈って、記事にさせていただきます。
Haruka.