今晩は!
昨日今日と雨が降り続いて本当に寒いですね>_<
寒いと空気が張り詰めていて気持ちいいですが、どうせなら雪があるともっといいなと思っています。
まだまだ子供ですね(笑)
さて、年末迫ろうとしている今の時期、読みたくなる本があります。
それがこちら。
1986年、私が生まれる前に出版されたものです!
ちなみに持っているのは第3刷発行のもので、第1刷発行は1985年の年末。
戯曲が史実とは違う、ということは今や大概の方がご存知かとは思いますが、この『不忠臣蔵』は史実を元に脚色を入れられたもので、その名の通り討ち入りに参加しなかった『不忠臣』たち19人が主役です。
戯曲としても素晴らしい忠臣蔵は、実はオペラにもなっています。
ご興味のある方は是非ご覧になってみてください!
日本語がテクストになっているオペラで有名なものが、『鶴の恩返し』をアレンジした『夕鶴』と、この『忠臣蔵』です。
ちなみに『夕鶴』は遅く日本人であれば殆どの方が涙するのではないでしょうか、と言えるほどの切なさ。
私は映画でも小説でも泣いてしまいやすい方ですが、『夕鶴』を生で観たり練習していたときはやはり心にグッとくるものがありました。
とまあ、このお話はまた別の機会に。
声楽を始めて早13年。
多く外国の曲に触れていると、ふとした時に祖国である『日本』に立ち返りたくなります。
様々な航海を謳歌できるのは、帰りつくべき港の存在があると知っているからだと私は思います。
今の私にとっての港は、『日本』です。
日本歌曲、日本語、日本文化…
"美しさ"の捉え方は人それぞれですが、私にとっての"日本"は、やはり美しいものとして捉えたい。
だから時々こうして、時代物を読んでほっこりする時間を取ります。
日本人なのに、私は日本についてまだまだ知らないことが多すぎます。
海外に伺った時、胸を張って"私の国も素敵なのよ"って言いたいですから。
そして、その素敵さを"言葉で"伝えたい。
日本人として生を受けて、日本人として海外のものを勉強している私にとっては、とても大切なことだと思っています。
"日本嫌い"なんて口が裂けても言えませんし、思うことすら本当はあってはいけないことなのかもしれないと思います。
話が収集つかなくなってしました。
いつもこうですね(。-_-。)
うーむ…
というわけで、今期はこの『不忠臣蔵』を読み返したいと思います!
あと、この『不忠臣蔵』を読んでいて痛感するのは、"人の思いやりの形は自分の思っている以上に沢山あるものだ"ということです。
"親切という名のお節介、そっとしておく思いやり"という相田みつをさんの素敵な言葉がありますが、
相手によかれと思ってしてくれた事に対して、頭から否定する前に一度心にその人の優しさを留め置いてから言葉を返せる頭のいい人になりたいです。
残念ながら、今の私にはとても足りない部分です(._.)
アメリカの何か(漠然としすぎですみません笑)で、『愛』の定義を募集した結果、選ばれた答えの一つ(確か二つ選ばれたと話していた方は仰っていましたが)に、
【愛とは、その人の最良を思うこと】
といったような答えがあったそうです。
うん、もっと上手い言い回しだったはず。
記憶が曖昧すぎてすみません笑
先ほどと同様に、その人にとっての"最良"を考えることのできる、頭のいい人にもなりたいです。
本は色々と得るものが多くていいですね!
論文が仕上がったら、買っておいて読めなかった本を一気に読もうと思います(^○^)
その楽しみを胸に、論文頑張るぞ〜♪
Haruka.