KAERU-NO-UTA

ソプラノ 佐々木美歌 のんびり日記

野間愛さん博士リサイタル

皆さま、明けましておめでとうございます。

 

昨年は思いもかけない素敵なコンサートに沢山出会い、成長に邁進する毎日でした。

 

これもひとえに、皆さまのご助力ご声援あってのことだと感謝しております。

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

さて、来たる2月11日(月・祝)に、微力ながらメゾソプラノの野間愛さんの博士リサイタルの助演をさせていただくことが決まりました。

 

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2回目の博士リサイタル | のまい風呂倶

 

野間さんは、第2回目の博士リサイタルにてトスティの2重唱のお手伝いをいただいたのですが、その折のご恩を返せるよう、また皆さまに「このシーン素敵!」と思っていただけるよう努めてまいります。

 

私たちのクラスの大先輩でいらっしゃる小泉詠子さんの演奏や、本当に素敵なラインナップを聴けることも楽しみにしておりますところです!

 

入場無料となっておりますので、お時間、ご興味のある方は是非いらしてください^ ^

 

《野間愛 第2回博士リサイタル『立琴の調べによせて〜オペラの中の修辞法〜』》

 

●日時:2019年2月11日(月・祝) 15:00開演(14:40開場)

●場所:東京藝術大学音楽学部構内 第6ホール

●出演:野間愛、森裕子

●その他出演(「湖上の美人」)

エレナ:小泉詠子

マルコム:野間愛

アルビナ:佐々木美歌

セラーノ:田中雅史

騎士:岡崎広樹、横溝秀明、浅妻仰大、荒井沙吾

演出:今井伸昭

 

●入場無料

 

※学位審査の一貫ですので、終演後は面会はおそらく難しいと思われます。ご了承くださいませ。

 

 

Haruka.

第43回オール青山メサイア公演 終演

おはようございます!

朝晩はググッと冷え込んで来ましたね。

本格的な冬ももうすぐ^ ^

街中では咳とクシャミと乾燥が溢れていますが、風邪対策にとにかく必死な毎日です。

 

さて、昨日は第43回オール青山メサイア公演にて歌わせていただきました。

 

自身3回目になるメサイアソロ…

 

歌うたびにメサイアの素敵さと難しさに気づき、ヘンデルの作り出したあのキラキラした色彩豊かで優しい世界にウットリさせていただいてきたのですが、

 

今回のオーケストラや合唱も本当に本当に素晴らしかったです。

 

学部3年間で毎年合唱を歌い続けて来たことの恩恵か、ソリストとして席についてみるとワクワクが増すあの感覚はなんとも言えません。

 

今回は途中、好きな楽曲の時に鼻歌で小さく小さくソプラノの旋律を口ずさんでいたほど笑

 

Hallelujaでは一緒に歌いながらなんだか胸がいっぱいになってしまい、涙が出そうになりました。

これが年を重ねるということなのでしょうか…笑

 

音の迫力ってすごいですね。

 

指揮者の清水先生の尊敬させていただくばかりのお人柄や音楽、ソリストチェンバロ、オルガンの先生方の豊かな音楽感、青山学院大の演奏者の皆様の情熱、同じく学生で構成されるスタッフの皆様の温かなお気遣い、そして今回声をかけてくださった大学同期で今回の合唱指揮の大塚雅仁くんとの大事なご縁などなど…

 

素晴らしいひと時を体験させていただくことこできた皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そして何より、年末のお忙しい中、そしてお寒い中お越しくださいました皆様、本当にありがとうございました。

 

写真は先週のオケ合わせの時に撮った青山学院大名物クリスマスツリーと、合唱指揮の大塚雅仁くんとの同期ツーショット、そしてカーテンコールのお写真(オール青山メサイア公演のTwitterから拝借しました)です(o^^o)

 

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Haruka.

 

 

声泉会 Collegium ムジカ Vol.42

今晩は!

12月に入ってもまだまだ暖かなお日和ですね^^

雪が好きな私にとっては少し寂しいですが…

 

さて、来年1月にございますコンサートのお知らせをさせていただきます!

 

《声泉会 Collegium ムジカ vol.42〜小泉惠子門下生による声楽発表会〜》

●日時:2019年1月5日(土) 11:00開演

※私と髙橋侑さんの出番は14:30以降になる予定です。

●会場:国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 小ホール

●入場無料、全席自由

 

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今回は英米歌曲と日本歌曲を1曲ずつ、そして髙橋侑さんとのデュエットを2曲歌わせていただきます^_^

 

入場無料なのですが、防犯上お客様のお名前を提出しなければならないため、お越しになる方は下記の仕事用アドレスまで、12月31日までにフルネームをお知らせくださいませ♪

 

※基本的に返信のできないアドレスになっておりますため、私の個人的なアドレスをご存知の方は、そちらへご連絡をお願いいたします。

 

haruka.sasaki.singing@gmail.com

 

 

ご興味、お時間のある方は是非お越しくださいませ(^ ^)

 

 

Haruka.

 

 

好きな音楽

おはようございます!

今日は東京は朝から良い天気です^ ^

午後から雨が降るなんて信じられないくらいです♪

 

さて、なんとはないお話を。

 

 

私のiPodには沢山の曲が入っているのですが、「どんなジャンルが多いの?」と聞かれると、すごく困ります。

 

なぜなら、音楽を聴くことに関しては雑食だからです。

 

 

その時の気分に合ったもの、その時気に入っている曲を聴いているので、ジャンルも歌手もテイストもとってもバラバラ。

 

「え、なんでこの人の後にこの曲?」みたいな順番で沢山並んでいます笑

 

 

そんな中で最近最も良く聴く曲は、

 

ジプシー・キングス「Inspiration」

coba「3番目のi wish」

 

こちらの2曲。

ピンと来る方はいらっしまいますかね?

 

実はこの2曲、どちらも時代劇のオープニングやエンディングなのです笑

 

 

 

私は祖父祖母っ子だったので、小さい頃観ていたテレビ番組といえば時代劇ものでした。

 

幼い頃は、「水戸黄門」や「遠山の金さん」、「必殺仕事人」がストーリーが分かりやすくて好きでしたが、成長するにつれ、「大江戸捜査網」「八丁堀の七人」「鬼平犯科帳」「夜桜お染」「剣客商売」「子連れ狼」などなど、だいたい出かける少し前にやったり、早く帰ってきたときに観られたりする、お洒落で深い時代劇に傾倒するようになりました。

 

今回の2曲は、「鬼平犯科帳」と「夜桜お染」のOPやEDです。

 

 

時代劇、再放送でも最近本当にやらなくなりましたよね…

 

少し寂しい今日この頃です。

 

 

Haruka.

 

 

楽譜からあたるということ

時には雑談でも……

 

 

私は、作曲家を尊敬しています。

 

今まで数え切れないほど沢山の作曲家の曲を聴き、演奏してきましたが、さまざまな作曲家の作品に出会えば出会うほど、尊敬の念は深まっていきます。

 

「生みの苦しみ」という言葉がある通り、作曲は心の海から跳ねた水滴を美しく整え楽譜という形にしなくてはいけないものなのではないかなと思うのですが、それはきっと肉体的にも精神的にも大変な取り組みだと思うのです。

 

そしてそれは、自分の身体にない媒体を通して初めて形になる藝術。

 

人の五感に触れて初めて成長していく藝術。

 

 

私は、まだ演奏されたことのない新曲と出会うにつけ、そう感じてきました。

 

私が友人の作曲家の方々のクラシック曲の初演に携わるのは今までに何度もありましたが、特に覚えているのは20代の前半、同じ大学の学生だった頃の方々の作品で、一つはピアノと歌、もう一つはハープやヴァイオリンや打楽器と歌の形態の曲でした。

 

手元にある二次元のモノクロの楽譜に込められた魂が、奏者の手で三次元の世界へと放たれて、聴衆の中に様々な感情や色彩をもたらす姿を見てドキドキしたものです。

 

どちらも試験の一環だったため、本番の時の音源が手元に無いのは残念ですが、今でも鮮明にあの時感じた気分を覚えています。

 

素晴らしい機会をいただけたことにも感謝でいっぱいですし、「ああ、作曲家ってやっぱりすごい」と何度も感じさせてくれた作品たちでした。

 

そしてその他に何曲も、「今の私の実力や経験値では絶対にこれを美しく表現することはできない」と、演奏できなかったことが残念でならない素晴らしい曲もありました。

 

 

さて、とりとめのない記事になりましたが、初演にしてもすでに何度も演奏されたことのある曲にしても、初めて演奏する曲をさらう場合、初っ端からCDやYouTubeなどを使って耳で勉強される方がかなり多くいらっしゃると伺ったことがあります。

 

私の周りではあまりそういう方がいらっしゃらないからなのか、それを伺った時は驚きました。

 

もちろん、そういった勉強法も必要なのはよく分かりますし、そういう方に対して批判も何も抱いていませんし、人には人の事情があり、譜読みの方法は人それぞれで、正解なんてないのだと思っています。

 

今では耳コピだけで歌ってくださいというお仕事も沢山あることはよく承知していますし、おそらくある程度のものであれば、出来ないことはないと思います。

 

とくにポップスの世界はそうなのかな。

よく知っているわけではありませんが、耳コピの印象が強いです。

そしてその再現力は本当にすごいと思います。

 

もちろん、「楽譜をくださいー!」というお話でもありません。

最終的に美しくて素敵なものが出来上がれば、耳コピでもなんでもいいんです。

 

ただ私は個人的に、曲に取り組む時はできるだけ楽譜から勉強したいんです。

 

手元にその作曲家の魂の分身(直筆であれば魂そのもの)を感じて、自分の中の海にしっかり落とし込んで、そこから跳ねた水滴を声という形にしていく。

 

そうして出来上がったものが、自分の声を通して聴衆へ届く。

 

なんて素敵な創造…!と感動することもしばしば。

 

 

何を言いたいのか分からない記事ですが笑、とにかく作曲家の方々はすごい方々です。

 

どんなジャンルであれ。

 

 

そして、魂のこもった作品を演奏できる機会をいただけることに、ただただ感謝しています。

 

 

何か曲を聴く時、演奏家がフィーチャーされがちですが、どんなジャンルであれぜひ作曲家や詩人にも目を向けていただいて、「この作曲家/詩人はこんなことを表現したかったのかな?」などなど想像していただけると嬉しいな、と思う個人的な感想でした。

 

 

Haruka.

三菱地所賞 受賞記念リサイタル 終演

今日は!

陽の光が暖かで、風が爽やかな秋真っ盛り。

ただ今絶賛風邪っぴき中です😷💦

 

 

先日10/26、無事に三菱地所賞受賞者記念リサイタルが終演いたしました!

 

演奏いたしましたのは、修士の時に初めて演奏したNed Roremの歌曲と、2年前に博士リサイタルにて演奏した服部公一さんの「小倉百人一首より」。

 

怒涛の全英語プログラムでした♪

 

 

さまざまな気づきや反省、そして何より感謝の中で終演した今回の演奏会。

 

今まで支えて来てくださった皆様、先生方、お客様、永井先生クラスの皆様…私の周りの全ての方、ご縁に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

素晴らしい機会を、本当にありがとうございました。

 

そして、お越しくださいました皆様、本当にありがとうございました。

 

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本当の意味で、美しい人になれるよう、頑張って参ります。

 

今後ともよろしくお願いいたします!

 

 

Haruka.

 

三菱地所賞音楽部門リサイタルにつきまして②

三菱地所賞音楽部門リサイタルにつきまして、概要が徐々に発表されて参りました。

 

藝大アーツイン丸の内2018 | 2018.10.22-10.31

↑リサイタル情報は下の方に載っております。

 

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今年のテーマは「Born!」

何が生まれるかワクワクなイベントが目白押しです!

 

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また、10/22(月)にありますオープニングセレモニーの表彰式&三菱地所賞「美術×音楽ディスカッション」にも出させていただく予定です。

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他にも沢山沢山、面白そうなイベントが目白押しです。

 

入場無料ですので、お時間ご興味のあるかたは是非お越しくださいませ♪

 

【お問合わせ】丸の内コールセンター:03-5218-5100 受付時間 11:00~21:00 ※日祝は20:00 ※連休の場合は最終日のみ20:00

 

Haruka.